吉賀高校で食育フェア 料理研究家講演など通じ食べるありがたみ意識

食をテーマにして講演する森崎友紀さん
 食や環境について理解を深めるフェアが23日、吉賀町七日市の吉賀高校であった。料理研究家の森崎友紀さんの講演や同校生徒の調査発表を通して、来場者180人が、食生活や食品廃棄問題について考えた。

 森崎さんは料理教室の講師やレシピ本の制作、料理番組の出演など多方面で活動。講演では「1汁3菜」が食の基本と強調し、マカロニサラダの春巻きや余ったパンとシチューを使ったトーストなど、自身が考案した手軽にできる料理を紹介した。

 また、「生産者や業者などいろんな人の協力があるから食事ができている」と述べ、「いただきます、ごちそうさまは意識して言うようにしてほしい」と締めくくった。

 調査発表では、環境問題に取り組む吉賀高校地域クラブ環境チームの4人が食品の廃棄問題について調査し、地域イベントでの呼び掛けや絵本の制作などを通した啓発活動を提案した。

 同校3年の寺戸光輝さん(18)は「料理が当然のように食べられるありがたみをあらためて知った」と話した。

 フェアは、主に若年層の食育を目的に町や町教育委員会などが毎年開催。会場には有機野菜の試食や廃油を活用した石けん作りなど、町民有志の取り組みを紹介するブースも設置された。

2017年6月25日 無断転載禁止