輝(き)らりキッズ ハンドボール県選抜女子チームけん引

ジャンプシュートを練習する桑原珠実さん=江津市都野津町、江津高校
全国再挑戦(さいちょうせん)へ練習に熱

ハンドボール 冷静プレーの主将

桑原 珠実(くわばら たまみ)さん (江津・青陵中3年)

 江津(ごうつ)市内の体育館で華麗(かれい)なジャンプシュートを放つのは、同市内の小中学生が所属(しょぞく)するハンドボールのクラブチーム「HC(エッチシー)江津」の中学女子チーム主将(しゅしょう)、桑原珠実(くわばらたまみ)さん(14)=青陵(せいりょう)中学校3年=です。3月には青陵、江津両中学校の生徒計9人で編成(へんせい)する県選抜(せんばつ)女子チームの主将として、富山(とやま)県で開かれた第12回春の全国中学生選手権(せんしゅけん)大会にも出場しました。自身初の全国大会は初戦敗退(はいたい)でしたが、悔(くや)しさを糧(かて)に、さらなるレベルアップを目指して練習に励(はげ)んでいます。

河野裕光監督(右)から指導を受ける桑原珠実さん(右から2人目)=江津市都野津町、江津高校
 桑原さんがハンドボールを始めたのは、同市立津宮(つのみや)小学校1年生の時。HC江津でコーチを務(つと)める父文寿(ふみとし)さん(42)と、江津高校男子ハンドボール部主将の兄海(かい)さん(17)=3年=の影響(えいきょう)を受け、「ジャンプしながらシュートを決める姿(すがた)がかっこいいと思った」と、迷(まよ)うことなくHC江津に入りました。弟楽(がく)君(11)=津宮小学校6年=も現在(げんざい)、同チームでプレーしています。

 ハンドボールは、1チーム7人で前後半各25~30分を戦い、より多く得点したチームが勝ちとなります。躍動感(やくどうかん)あふれる攻防(こうぼう)が魅力(みりょく)の競技(きょうぎ)ですが、始めた当初は「素早(すばや)い動きについていけず、相手とぶつかっても力負けしてばかりだった」と、自信を失いかけた時期もあったといいます。そんな時、力になってくれたのが家族。両親の励ましと助言を受け、自宅(じたく)で納得(なっとく)いくまで自主トレーニングに励み、少しずつ課題を克服(こくふく)しました。

 現在、チームで任(まか)されているポジションは「ポスト」で、味方の攻撃(こうげき)時に、相手ディフェンスの動きを封(ふう)じたり、パスを受けて自らシュートを打ったりする「縁(えん)の下の力持ち」的な役割(やくわり)を担(にな)います。

 桑原さんは身長158センチと体は大きくありませんが、HC江津・中学の部の河野裕光監督(こうのひろみつかんとく)(48)は「ポストに求められる、冷静かつ器用なプレーができる選手。明るく、引っ張っていく力に優(すぐ)れているのも彼女(かのじょ)の強み」と、その能力(のうりょく)を高く評価(ひょうか)します。

 6~8月は県中学校大会、JOCジュニアオリンピックカップ大会中国ブロック予選会などの大会が相次ぎ開催(かいさい)されます。青陵中学校女子ハンドボール部主将も務める14歳(さい)は「中学生活最後の年。練習を重ねて技術(ぎじゅつ)と判断力(はんだんりょく)を磨(みが)き、仲間と再(ふたた)び全国大会に行きたい」と気持ちを高めています。

 <プロフィル>

【好きな教科】  体育、音楽

【好きな食べ物】   イチゴ

【趣味(しゅみ)】音楽鑑賞(かんしょう)

【好きな芸能人(げいのうじん)】

 Hey(ヘイ)!Say(セイ)!JUMP(ジャンプ)

2017年6月28日 無断転載禁止

こども新聞