F15自衛隊機の改修訴訟が和解 東芝、国に16億円支払い

 航空自衛隊のF15戦闘機の改修事業を巡り、受注した東芝と国が互いに契約違反を主張して双方を訴えた訴訟は30日、東芝が16億円を支払うことで、東京高裁で和解した。

 一審東京地裁判決によると、東芝は2007~09年度、F15に新たな偵察装置を取り付け、地上にデータを転送できるようにする事業を約123億円で受注。東芝が2度納期を延ばすよう求めたところ、国は11年2月に契約を解除した。東芝は解除が不当とし、国も違約金を求めて提訴していた。

 地裁判決は、東芝に約12億3千万円の支払いを命令。東芝は不服として控訴したが、遅延損害金を含め16億円を支払うことを決めた。

共同通信社 2017年6月30日 無断転載禁止