夢見つけ突き進んで 劇団四季俳優賀山祐介さん 母校・浜田三中で講演

母校の生徒代表(左)に舞台のサイン入りポスターを手渡す賀山祐介さん
 劇団四季の舞台で活躍する浜田市出身の俳優賀山祐介さんが28日、母校の浜田第三中学校(浜田市日脚町)で講演した。後輩を前に「自分の好きなことを見つけ、突き進むのが一番だ」と夢を持つ大切さを訴えた。

 同校では、2年生が9月の修学旅行で同劇団京都公演「ノートルダムの鐘」を観劇する予定。劇団に賀山さんが所属するのを知った同校の教諭が、キャリア教育の一環として講演を要請し、2年生115人と保護者が聴講した。

 賀山さんは同市長浜町で育ち、1990年に同校を卒業。浜田高校を経て広島大理学部に進学後、男声合唱を始め、大学4年時に同劇団のオーディションに合格した。「オペラ座の怪人」で支配人役を演じるなど歌唱力に定評がある。

 講演で賀山さんは、自身の経歴を紹介した後、「俳優の仕事は、舞台で見える部分は1~2割で、練習や台本を読むといった見えない部分が大きい」と実情を明かした。

 「1千人ぐらいの人から見られるとプレッシャーはあるが、集中して良い演技ができるとうれしい」と仕事の面白さを伝え、「得意なもの、興味のあることを見つけて、突き詰めれば仕事につながる」と後輩に夢を持つよう促した。最後に生徒代表へ「ノートルダムの鐘」出演者のサイン入りポスターを手渡した。

 聴講した中田美希さん(14)は「将来の夢に向かい、頑張る姿が印象に残った」と話した。

2017年7月1日 無断転載禁止