松江シティ圧倒6発 中国サッカーリーグ

【第11節・松江シティFC-パナソニック岡山】後半9分、松江シティのFW金村賢志郎(右端)が左コーナーキックに頭で合わせ、2-0とする=松江市営陸上競技場
 第45回中国サッカーリーグは9日、第11節の残り4試合が行われ、松江シティFCはホームの松江市営陸上競技場で9位のパナソニック岡山に6-0で快勝し、通算9勝1分け1敗の勝ち点28で首位を守った。勝敗、勝ち点で並ぶ三菱水島FC(岡山)も勝ち、変わらず得失点差で2位。米子元気SCは3位SRC広島に1-4で敗れ、通算1勝2分け8敗の勝ち点5で最下位のまま。

 第12節は16日、各地で5試合が行われ、松江シティはアウェーの広島県庄原市上野総合公園で6位の廿日市FC(広島)と対戦。米子元気はホームの弓浜コミュニティー広場(米子市)に5位のデッツォーラ島根を迎える。

 ▽第11節(9日・松江市営陸上競技場)

松江シテ 6 0-0 0 パナソニ

ィFC    6-0   ック岡山

雨中の戦い首位堅持

 【評】松江シティは後半、FW金村の2ゴールで勢いに乗り一気に突き放した。集中力を切らさず、2戦連続無失点の守備も光った。

 前半は守りを固める相手を崩せなかったが、後半6、9分の金村の得点でペースをつかんだ。ボール保持で優位に立ち、渋山、西村、途中出場の岡本のFW3人で計4ゴールを重ねた。

 ボランチ田平、センターバック砂川、筒井が両サイドバックの攻撃参加をカバー。相手のシュートは前半2本、後半ゼロに抑えた。

後半修正ゴールラッシュ

 ピッチに広がる水たまり。蹴ったボールが滑り、止まる。断続的に強い雨が降る中でも、松江シティのボール保持は変わらず、ペースをつかんだ後半から圧倒。9位の相手に首位の力を見せた。

 前半から攻勢。悪コンディションの下、いつも通り、サイドを広く使いながらパスを回し、相手を揺さぶった。シュートも相手の2本に対し、6本と上回った。

 ただ、ラストパスの出し手と受け手の呼吸が合わず、無得点。ゴール前を固めた相手の術中にはまったとも言える展開だったが、ハーフタイムを挟んで修正できるところが首位チームの力だ。

 後半6分、ペナルティーエリア内でMF山崎崇史からパスを受けたFW金村賢志郎が決めて先制。9分にも山崎の左CKから金村が頭で合わせ、2-0と突き放すと、歯車がかみ合った。

 中央の細かなパス回しなどから、17、27、34、39分と立て続けにゴール。一方で守備も、ロングボールを放り込んでくる相手に対しボランチと最終ラインの連係で難なく対処し、後半はシュートさえ打たせなかった。

 首位をしっかりキープし「前半決めるところを決めておけば楽なゲームができた」と反省を忘れなかった田平謙主将の言葉にも安堵(あんど)感が漂った。

2017年7月10日 無断転載禁止

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