化石燃料事業支援、日本が最多 G20を分析、温暖化懸念

 米ジョージア州の石炭火力発電所(AP=共同) G20上位5カ国の化石燃料事業への支出額

 火力発電所の建設など、地球温暖化をもたらす化石燃料関連事業に日本が投じた公的資金は平均で年間約1兆9千億円に上り、20カ国・地域(G20)で最多だとする報告書を、国際環境保護団体が12日までにまとめた。

 G20全体では約7兆円に達し、各国が「パリ協定」で掲げた温室効果ガスの大幅削減を妨げると警告。G20はこれまで、首脳会合で化石燃料の補助金縮小を打ち出しており、対応が問われる。

 報告書はオイル・チェンジ・インターナショナルなどがまとめ、2013~15年に各国が政府系金融機関などを通じて支出したエネルギー関連資金を分析した。

共同通信社 2017年7月12日 無断転載禁止