原発、裁判官忌避申し立てを却下 大飯差し止め訴訟で高裁支部

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止め訴訟で、名古屋高裁金沢支部は17日までに、原告の住民側による内藤正之裁判長ら裁判官3人の忌避申し立てを却下した。13日付。住民側は「速やかに最高裁に抗告する」としている。

 住民側は5日、大飯原発で関電が想定する地震の妥当性を検証するためとして、地震学者ら7人を証人申請したが、内藤裁判長は「資料は十分収集できている」と却下。住民側がその場で忌避を申し立て、10日に理由書を提出していた。

 審理を担当した同支部の石川恭司裁判長は却下理由で「裁判官が不公正な裁判をする恐れがあるという客観的事情はない」と指摘した。

共同通信社 2017年7月17日 無断転載禁止