輝(き)らりキッズ フェンシング全中大会8強へ闘志

全国大会に向け、練習に励む藤原大二朗さん=安来市広瀬町広瀬、広瀬中央公園総合体育館
個人、団体2年連続出場

藤原 大二朗さん(ふじはら だいじろう) (安来一中3年)

 フェンシングのまちとして知られる安来(やすぎ)市広瀬(ひろせ)町の町フェンシングクラブに所属(しょぞく)し、技術(ぎじゅつ)を磨(みが)いているのが安来第一中学校(安来市飯島(はしま)町)3年の藤原大二朗(ふじはらだいじろう)さん(14)です。抜群(ばつぐん)のスピードで県内の中学生でトップクラスの実力を誇(ほこ)る剣士(けんし)です。目標としてきた全国大会が目前に迫(せま)り、練習にも熱が入ります。

 フェンシングを始めたのは小学3年生の終わりごろ。島根県内随一(ずいいつ)のフェンシングの強豪(きょうごう)校・安来高校(安来市佐久保(さくぼ)町)に当時勤務(きんむ)していた父・真介(しんすけ)さんの勧(すす)めで、安来高校でフェンシングを体験したところ「剣を持つのが珍(めず)しくて面白かった」とすぐに熱中。町フェンシングクラブに通うようになりました。

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西村陽介監督から指導を受ける藤原大二朗さん(左端)らクラブのメンバー=安来市広瀬町広瀬、広瀬中央公園総合体育館
 4年生のときに初めて出場した大会でいきなり上位に入賞し、そのうれしさから、さらに練習に没頭(ぼっとう)するようになりました。毎週日曜の同クラブの練習に加え、安来高校の練習に参加し、高校生に交じって腕(うで)を磨いています。

 同クラブの西村陽介監督(にしむらようすけかんとく)(39)は藤原さんについて「身体能力(のうりょく)が高く、下半身のばねや柔軟性(じゅうなんせい)に優(すぐ)れている。攻撃(こうげき)やフットワークに瞬発力(しゅんぱつりょく)がある」と持ち味のスピードを高く評価(ひょうか)します。

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 一方、西村監督が課題に挙(あ)げるのは緩急(かんきゅう)をつけた攻撃です。フェンシングは相手との駆(か)け引きが勝敗の鍵(かぎ)を握(にぎ)る競技(きょうぎ)です。いくら攻撃にスピードがあっても、単調では相手に読まれてしまい、ポイントを奪(うば)うことができません。西村監督は「変化をつけた攻撃ができれば、もっと試合を優位(ゆうい)に進められる」とさらなるレベルアップを期待します。

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 藤原さんも「焦(あせ)ったり、疲(つか)れたりすると、攻撃が単調になる」と自覚。試合形式の練習を積み重ね「相手が何をしようとしているか考え、メリハリをつけた攻撃を身に付けたい」と課題の克服(こくふく)に取り組んでいます。

 大会では2月の県冬季フルーレ杯(はい)、5月の県フルーレ杯でそれぞれ中学男子の部で優勝しました。今月22~24日には、東京都の駒沢(こまざわ)オリンピック公園総合(そうごう)運動場で開催(かいさい)される「全国中学生フェンシング選手権(けん)大会」の個人(こじん)戦(フルーレ、エペ)と団体(だんたい)戦に2年連続で出場します

 藤原さんは「この大会を目標に練習をがんばってきた。全力を注ぎ、個人ベスト8に入りたい」と闘志(とうし)を燃(も)やしています。(佐伯学(さえきまなぶ))

<プロフィル>

【好きな科目】 体育と数学

【趣味(しゅみ)】  体を動かすこと

【好きな言葉】    勝つ

【自分の性格(せいかく)】 負けず嫌(ぎら)い

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】   体育教師(きょうし)

2017年7月19日 無断転載禁止

こども新聞