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7月の魚・ヤマトシジミ(マルスダレガイ目シジミ科)

ピリ辛味で夏乗り越えよう

 船に乗った漁師さんがヤマトシジミを採る姿は、朝の宍道湖の風物詩として有名ですね。シジミの旬は夏と冬で、夏は「土用シジミ」と呼ばれます。「土用の丑(うし)の日」にウナギを食べる習慣があるのと同様に、栄養価が高く、うま味成分も多いシジミ汁も、昔からこの時季によく食卓に上ります。

 肝臓にいいといわれるのは、肝機能を修復し、活性化させるタウリンなどを豊富に含むためです。お酒を飲んだ後や二日酔いのときはシジミのみそ汁がいいという人も多いのではないでしょうか。このほか、肩こりや腰痛の緩和に効くとされるビタミンB12や、鉄分、カルシウムも含みます。

 みそ汁などのシジミ料理が、だしを入れなくてもおいしいのは、うま味として感じるコハク酸を多く含むからです。そのうま味を逃さないために大切なことは、砂抜きをするときに塩水を使用すること。この機会に、砂抜きの方法を覚えてください。

 今回紹介するのは食が進むピリ辛レシピ。炒めるだけの簡単料理です。地元特産のシジミを堪能し、暑い夏を乗り越えましょう。

 (料理研究家・土井小百合、松江市在住)

シジミのニンニクしょうゆ炒め
■シジミのニンニクしょうゆ炒め■

 <材料2人分>

 シジミ250グラム、ニンニク1かけ、タカノツメ1/2本、長ネギ1/2本、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1、サラダ油大さじ1/2

 <作り方>

 (1)シジミは砂抜きをする(砂抜き方法参照)

 (2)ニンニクと長ネギはみじん切りにし、タカノツメは半分に切って中の種を出しておく

 (3)フライパンにサラダ油と(2)を入れて熱し、香りを出す

 (4)(3)に(1)を加えて酒をふり、ふたをする

 (5)シジミの殻が開いたらしょうゆを加えて火を止める

砂抜きの方法

 ヤマトシジミの砂抜きは塩分濃度1%程度の塩水(水1リットルに食塩約10グラム)で行う。購入したシジミに「砂抜き済み」と記されていても、抜けきれてない場合があり、家庭でも砂抜きを行えば確実だ。

 (1)塩水が入ったボウルにシジミを入れ、貝同士をこするように洗う。数回繰り返す

 (2)平らなバットに、シジミが重ならないように広げる。シジミが完全に浸らないように、塩水を入れる

 (3)新聞紙をかけて暗いところに3時間程度置く(夏場は冷蔵庫に入れる)

※お魚ひとくちMEMO※

 ヤマトシジミは海水と淡水が混ざり合う、汽水域に生息する。島根県では主に宍道湖、神西湖、神戸川で漁獲される。県によると、2016年度の県内の漁獲量は4172トンで、3年連続全国1位。シジミ漁はジョレンと呼ばれる道具を用いて行い、宍道湖では現在、資源管理のために週4日に限定して漁を行っている。

2017年7月25日 無断転載禁止