泳ぎ再現タコ形疑似餌 大田・林釣具店が独自開発

独自開発した疑似餌「バレリーナ」を陳列する林常彦社長
 大田市大田町の釣具販売店「林釣具店」が独自開発したシリコン製のタコ形疑似餌の売れ行きが好調だ。水中で静止した状態では、タコの足がスカート状に広がり、道糸を引くと足が閉じる構造で、本物のタコが泳いでいるような動きを再現。魚の食いつきが既製品より増すという。形状がバレエのスカートを連想させるとして、商品名を「バレリーナ」と名付け、県内外の愛好者や卸店から好評を得ている。

 考案したのは同店の林常彦社長(63)。売り上げ増に向け、一般的な釣具商品の販売に加えて、自社のオリジナル商品を開発しようと構想を練る中で、タコ形の疑似餌を思い付いた。

タコ形疑似餌「バレリーナ」
 しまね産業振興財団(松江市北陵町)のサポートを受け、意匠登録も行い、2016年1月から自社店舗やインターネットで販売したり、他の釣具店への卸販売を始めたりしたところ、これまで数万個の売り上げを記録したという。

 現在は3号と3・5号の2種類だが、利用者の声に応え、より小さい2・5号の販売も、9月には始める計画だ。林社長は「アイデア次第で販路は拡大できるものだと実感した。商品の改良も順次、進めていきたい」と述べた。

2017年7月26日 無断転載禁止