大田二27年ぶり2度目V 島根県中学野球大会

【決勝・大田二ー三刀屋】1回表大田二2死一、二塁、重富大空が左中間を破る三塁打を放ち、3-0とする=江津市民球場
 第71回島根県中学校優勝野球大会(島根県中体連、山陰中央新報社など主催、島根電工特別協賛)最終日は26日、江津市民球場で準決勝と決勝があり、決勝は大田二が9-0で三刀屋に快勝し、27年ぶり2度目の栄冠を手にした。

 大田二は初回に4安打を集中させ、4点を奪って主導権を握り、その後も得点を重ね、突き放した。

 準決勝第1試合は、三刀屋が主戦内田の力投で、石見地区優勝の江津を2-1で振り切った。第2試合は、中盤で着実に加点した大田二が2連覇を狙った大東を6-0で下した。

大田二効果的に加点

 【評】先制からダメ押しまで、効果的に得点を重ねた大田二が三刀屋に大勝した。

 大田二は初回、2死二塁から岩谷晟の右前打で先制。竹下の右前打で一、二塁とし、重富が左中間に2点適時三塁打を放つなど3点を加えた。

 三回には三成が右中間を破るランニング本塁打、五回には岩谷晟の左中間への三塁打など中軸の長打でリードを広げた。3投手が継投し、三刀屋を3安打に封じた。

 三刀屋は五回、片寄の左前打などで2死二、三塁としたが無得点。七回にも1死から景山が左越え二塁打を放ち、粘りをみせた。

山陰中央新報社の松尾倫男社長から優勝メダルを贈られる大田二ナイン=江津市嘉久志町、江津市民球場
本来の力大一番で発揮

 早い回に先制し、追加点を奪い、ゼロに抑える―。大田二ナインは思い描く試合を、27年ぶりの栄冠のかかった決勝で披露した。「いつも通り」の二中野球。ようやく本来の力を発揮し、喜びがあふれた。

 今大会、柿田勝洋監督は試合運びにもどかしさを感じていた。追加点が奪えなかったり、先制されたりと、試合を支配し切れなかったためだ。「勝敗よりも自分たちの野球をやろう」。大舞台を前に指揮官が与えた指示が選手たちに響いた。

 初回、2死無走者から本領を発揮した。四球の三成健太が盗塁で好機を演出し、岩谷晟太郎が右前打で先制。竹下智晴も右前打で続いた。岩谷晟、竹下は「自分で決めるのではなく、次の打者につなげるバッティングを考えた」と口をそろえ、重富大空の2点適時三塁打を呼び込んだ。

 選手は気を緩めずに1点への執念を見せ、三、五回の追加点につなげた。主将の竹下は「全員が吹っ切れたことで力を出せた」と納得の表情を見せた。

 「いつも通りのプレーをすれば勝てる」と竹下。強みを磨き、中国大会に臨む。

 ▽準決勝

三 刀 屋2-1江   津

大 田 二6-0大   東

 ▽決勝

大 田 二9-0三 刀 屋

2017年7月27日 無断転載禁止

  • 47クラブ