前衛書上達へ腕磨く 全国から166人 浜田で「奎星会」が研究大会

講師(右)から添削指導を受ける会員
 現代の書道界で前衛書運動を推進している「奎星(けいせい)会」の研究大会が28日、浜田市下府町の国府小学校で始まった。30日までの3日間、全国から参加した166人の会員たちが、講師の指導を受けるなどして腕を磨く。

 会員の技量向上などを目的に毎年開かれ、昨年に引き続いて浜田市が会場に選ばれた。

 初日は、参加者が5班に分かれ、創作時の自分の気持ちを込め、お手本の字などをアレンジする前衛書の書き方の参考にしようと、中国の古典で、草書の手本とされる「十七帖」を臨書した。冊子を見ながら筆の置き方や運び方をまね、表現の手法を習得。講師に作品を見せ、添削指導を受けた。

 参加者は期間中、講習に励み、班ごとに縦4メートル横5メートルの不織布に向かい、実際に前衛書を試みる。

 浜田市殿町の中谷真澄さん(67)は「指導は筆の運び方、筆圧など具体的で分かりやすかった。手本をしっかり見て書きたい」と上達を誓った。

2017年7月29日 無断転載禁止