(7月23日~29日)鳥取

 ◆境港でRORO船試験輸送

 トラックなどの車両が乗り入れできる貨物船「RORO船」の試験輸送が24日、境港市の境港であり、敦賀(福井県)、苫小牧(北海道)の両港へ向け荷を積み込んだ。山陰両県が国内定期貨物航路の空白区間になっている現状を打開するため、境港管理組合など官民でつくる境港流通プラットホーム協議会(会長・堀田收境港商工会議所会頭)が実施。輸送時間やコストを分析しながら、境港の竹内南地区に貨客船ターミナルが完成する2019年度中の定期便化を目指す。


 ◆米子にバイオマス発電所

 米子市の弓浜半島に出力5万キロワット前後の大規模なバイオマス発電所を建設する計画が浮上していることが26日、分かった。3~4年後の発電開始に向け、群馬県のコンサルティング会社が計画を練っており、境港に輸入したヤシ殻(PKS)を燃やして発電し、売電する。一般家庭10万世帯分の電力を供給できる規模で、売電目的のバイオマス発電所としては山陰両県で最大となる。


 ◆被災者入居1年延長

 平井伸治知事は26日の定例会見で、昨年10月に県中部を襲った地震を受けて被災者が仮住まいする県営住宅の入居期限を1年延長し、2年間とする方針を明らかにした。地震発生当初と比べても2割程度しか退去できておらず、現行の期限内に全員が新たな住まいを見つけられるかどうか不透明なため。県住まいまちづくり課によると、地震で自宅が全壊や半壊した世帯などを対象に昨年11月5日から家賃を全額免除して提供を開始。地震から1カ月となる同11月21日現在で47世帯118人が入居した。今年7月5日現在でまだ36世帯95人が入居中。


 ◆上田被告死刑確定へ

 鳥取連続不審死事件で男性2人への強盗殺人罪などに問われた元スナック従業員上田美由紀被告(43)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は27日、「強固な殺意に基づく計画的で冷酷な犯行。刑事責任は極めて重い」として被告の上告を棄却した。一、二審の死刑判決が確定する。


甲子園出場を決め、応援団が待つスタンドに駆け寄る米子松蔭ナイン=米子市車尾、どらドラパーク米子市民球場
 ◆米子松蔭17年ぶり3度目夏の甲子園へ

 第99回全国高校野球選手権鳥取大会最終日は27日、米子市のどらドラパーク米子市民球場で決勝があり、米子松蔭が5-2で米子東を下し、米子商時代を含め17年ぶり3度目、現校名となってからは初の優勝を決めた。8月7日から15日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われる全国大会に出場する。


 ◆ミサイル対応マニュアル年度内作成

 県は28日、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、県内落下を想定した対応マニュアルを作成する方針を明らかにした。来年1月をめどに県版と市町村版のマニュアル案をまとめ、2月に国や鳥取市と行う弾道ミサイル着弾を想定した国民保護訓練で検証し、3月に策定する。

2017年7月31日 無断転載禁止