ホッケー横田女子 涙の3位 南東北高校総体

【ホッケー女子準決勝・横田-丹生】後半11分、ペナルティーコーナーから横田のFW小早川志穂がシュートを決め、3-2とする=米沢商高
 全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体」第5日は1日、山形、宮城、福島3県で12競技・種目が行われた。ホッケー女子準決勝で横田は春の全国選抜優勝の丹生(福井)に3-4で逆転負けし、1995年以来22年ぶりの決勝進出はならず3位となった。

 弓道個人の男子で小倉大輝(倉吉西)が8位入賞。女子で決勝進出の青木涼華(大田)平田麟花、秋田美南子(倉吉西)は8位以内に入れず順位なし。3回戦まで行われたレスリング男子個人は66キロ級の井勢珠維(倉吉総合産)が8強入り。55キロ級の戸鳴巧貴、60キロ級の中村勇士、66キロ級の小西泰智の隠岐島前勢、60キロ級の杉内皇暉(鳥取中央育英)、120キロ級の三島慧太(松江工)はいずれも3回戦で敗れ、16強だった。50キロ級の春の全国選抜3位、澤谷孟(隠岐島前)は初戦の2回戦で敗れた。

 第6日は2日、陸上やテニス、フェンシングなど13競技・種目が行われる。

【ホッケー女子準決勝・横田-丹生】3-4の逆転負けで決勝進出を逃し、涙で引き揚げる横田イレブン=米沢商高
春覇者と互角の打ち合い

ホッケー女子の横田の、1995年以来22年ぶり2度目の優勝の夢は、道半ばの準決勝で消えた。春の全国選抜覇者の丹生(福井)との打ち合いの末、3-4で逆転負け。選抜でも敗れた相手で、小笹夏実主将は「一番勝ちたい相手だった」と目を腫らした。

 前半はしっかり守って速い攻撃という理想的なプレーができた。21分にペナルティーコーナー(PC)から先制、31分に加点。終了間際に失点してもなお「このままいける」という空気だった。

 だが、相手は黙っていなかった。後半10分、押し込まれて与えたPCから追い付かれ、直後にエース小早川志穂の3試合連続ゴールで勝ち越したが、5分後の相手のゴールで振り出しに。

 「声が少なくなった」(小笹主将)という中盤以降は明らかに相手のペースで、同24分、左サイドを崩され、鮮やかなリバースシュートで勝負は決した。

 試合後、恩田賢二監督は「この涙を忘れるな」と声を掛けた。選手たちは春の敗戦から成長し、今夏も敗れはしたものの、1998年以来19年ぶりに8強の壁を破った。涙は力になる。勝負の舞台は秋の国体に移る。

2017年8月2日 無断転載禁止

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