邑南・矢上高 スイーツ甲子園全国を 3人協力し挑む

スイーツ甲子園の予選に向け、オリジナルクリスマスケーキ作りの練習に励む生徒
 3人一組の高校生が菓子作りの腕前を競う「第10回スイーツ甲子園」の西日本ブロック予選に、矢上高校(邑南町矢上)の産業技術科の2年生が出場する。442チームが応募した書類選考を通過し、予選へ進む24チームに入った。今回のテーマはクリスマスケーキで、同校は、童話「くるみ割り人形とねずみの王様」をイメージしたケーキを作る。4日に大阪市内である予選に向け、練習を重ねて技能を高めている。

 大会は2008年に始まり、同校は12年から中国四国ブロック予選に連続出場してきた。今年から大会概要が変更され、西日本と東日本の二つのブロック予選となり、決勝大会への出場枠も各2チームと狭き門になった。

 出場する3人はいずれも町外出身で、予選進出が決まった7月中旬以降、町立食の学校(同町日和)に通い、食と農人材育成センターの専門スタッフから指導を受けている。スイーツ甲子園を目指して大阪府寝屋川市から同校に進学した清藤日海さん(16)は「調理法を覚えて上達できるので楽しい」と笑顔を見せる。

 予選で作るケーキは、開いた絵本を表現する。チョコレートで英文を書く作業を担当する小笠原朱里さん(17)は「一番重要なところを任されたので、責任は重大だと思う」と気を引き締める。高校でさまざまな体験をしたいと考え、菓子作りへの初挑戦を決めた岡本樹さん(16)は「3人で力を合わせ、楽しく作業したい」と意気込む。

 予選では、テーマ作品以外に課題作品の調理と筆記試験がある。決勝大会は9月に東京都内で開かれる。

2017年8月3日 無断転載禁止