鳥取城北無念の準優勝 南東北高校総体

【相撲団体決勝・鳥取城北-金沢学院】鳥取城北の中堅石岡弥輝也(右)が、中島由雅(金沢学院)を押し出し、2-1で優勝に王手をかける=大崎市鳴子スポーツセンター
 全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体」第10日は6日、山形、宮城、福島3県で8競技・種目が行われた。相撲団体で2連覇を狙った鳥取城北は決勝で金沢学院(石川)に2-3で敗れて準優勝。先鋒(せんぽう)を務めたアマルトゥブシンン・アマルサナーの個人と合わせた2冠はならなかった。隠岐水産は、32校による決勝トーナメント1回戦で敗れた。

 ボート女子ダブルスカルの藤田咲良、沖田海里組(江津工)は4位入賞。ボクシングはライトフライ級の春の全国選抜覇者・小川達也、フライ級の池淵弘恭の境港総合技術勢2人が、16強で争う3回戦に進んだ。ハンドボール男子の江津、境、女子の松江女はそれぞれ2回戦で敗れた。

 第11日は7日、カヌー、ボクシングなど6競技・種目が行われる。

【相撲団体決勝・鳥取城北-金沢学院】2連覇を逃し、肩を落とす鳥取城北の大将志戸俊輔(手前)と、アマルトゥブシンン・アマルサナー(右端)ら=大崎市鳴子スポーツセンター
王手から逆転負け

 2年連続の決勝進出を果たした鳥取城北だったが、個人優勝の3年アマルトゥブシンン・アマルサナーらを擁し、狙った連覇は、夢と消えた。2-1からの逆転負け。無念の銀メダルとなった。

 先鋒にアマルサナー、中堅に個人3位の石岡弥輝也の両3年生を置く強力布陣で、1回戦4-1、2回戦、準々決勝5-0。準決勝は、昨夏の決勝の相手、埼玉栄に3-2と数字上は競ったが、副将で勝負はついており、危なげなかった。

 決勝もアマルサナーが圧倒的な力で押し出し、先勝。二陣の1年小関拓道は敗れたものの、中堅石岡が得意の押し相撲でそのまま押し出し、王手。先に相手を追い込んだ。

 だが、その後は思わぬ展開。副将、2年当真嗣斗の体重181キロの巨体は突き落としに崩れ、大将の1年志戸俊輔は「逃げに入ってしまった」と悔やむ立ち合いから、同じ1年生に突き出された。

 歓声で沸く相手の土俵下。場内に広がる歓喜に、無念のため息をかき消された選手たちは、立ち尽くし、肩を落とした。

 昨夏は史上初の地元開催での団体優勝。勝ち続ける重圧を背負いながら3年生を中心にまとまったチームだった。「あと一歩」の悔しさは1、2年生が引き継ぐ。石浦外喜義総監督は「俺の中では金メダル」とたたえた。

2017年8月7日 無断転載禁止

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