(7月30日~8月5日)鳥取

 ◆伯備線FGT導入断念

 JR伯備線へのフリーゲージトレイン(FGT)導入を求めてきた島根、鳥取、岡山の3県議会議員協議会が7月31日、米子市内で総会を開き、導入の断念を決めた。多額の整備費をかけても時間短縮効果が見込めない上、耐久性にも疑問が出ていることなどが理由。同協議会は山陰両県で要望の中心的な役割を果たし、1998年から国会議員と共に国に働き掛けてきた。今回の決定で、地域としてFGT導入の旗を降ろすこととなる。


 ◆公営住宅入居延長、条件付き

 県中部を襲った地震からの復興に向けた対策について、県と被災市町のトップが意見交換する「復興を考える会」が7月31日、倉吉市内であった。県が提案した被災者の仮住まいとなっている公営住宅の入居期間1年延長は、退去できない人に限るなどの条件を付けることで合意。詳細を今後詰めることになった。


 ◆全共県代表牛出そろう

 9月に仙台市で開かれる第11回全国和牛能力共進会(全共)の肉牛の部に出場する県の代表牛8頭が1日発表され、6月に最終予選のあった種牛の部を含む全26頭が出そろった。全代表牛のうち霜降りの度合いを12段階で示すBMS数値が全国トップ級の県基幹種雄牛「白鵬85の3号」と「百合白清2号」の子どもが半数の13頭を占めた。


 ◆鳥取砂丘らっきょう、2年連続で販売額10億円突破

 鳥取市福部町の特産品で、国が地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する「地理的表示保護制度」(GI)に山陰で唯一登録されている「鳥取砂丘らっきょう」の2017年度の総販売額が、2年連続で10億円を突破した。他産地が不作で単価が上昇したほか、GI登録に伴う品質確保の取り組みが価格を支えた。


 ◆JR米子支社ビル改修10月末にも着手

 JR西日本米子支社は2日、米子駅(米子市弥生町)の南北一体化事業に伴い、一部を壊して残す支社ビルの耐震改修に10月末から11月の間に着手することを明らかにした。ビルに入居している11店舗のうち6店舗が9月いっぱいで営業をやめ退去する。JR西の子会社が運営するコンビニエンスストアと土産物店は駅前広場の仮店舗に移って10月上旬に営業を始める。


日南産構造材の端材を原料にした土壌改良材製造プラントを視察する沖修司長官(右)=日南町生山
 ◆林野庁長官が日南の林業視察

 林野庁の沖修司長官が7月30日、日南町を訪れ、木を丸ごと使い切る町木材総合カスケード利用検討プロジェクトの取り組みを視察し、地元林業関係者らと振興策などについて意見交換した。町は2017年度、林野庁の新規事業「林業成長産業化地域」のモデル地域に選ばれた。現在、地元森林組合や構造材製造会社、大手建材メーカー、鳥取大など産官学が連携し、循環型林業の構築を急いでいる。

2017年8月7日 無断転載禁止