竹で飯ごう児童「楽しい」 高校生企画活用策学習

鈴木元太さん(右端)の指導で竹を切る児童たち
 手作りの竹飯ごうで米を炊く体験プログラムがこのほど、津和野町寺田の小川公民館であった。津和野高校(津和野町後田)の生徒が企画し、町内の児童16人が、体験を通して竹の有効な活用策を学んだ。

 住民との交流や地域課題の解決を目的とする同校の部活動団体「グローカルラボ」に所属する2年の鈴木元太さん(17)と藤井滉士さん(17)が、町内に生えている竹林に関心を持ってもらおうと、体験プログラムを発案。同町耕田の竹林所有者の協力を得て、竹10本を用意した。

 2人と同部の1年、山下大輝さん(16)が講師となり、児童たちが、のこぎりやのみを使って竹製の器と飯ごう作りに挑戦した。「のこぎりは、引くときに力を入れて」などと助言を受け、作業に汗を流した。

 完成後は、竹の表面の一部をくりぬいて作った飯ごうで実際に米を炊き、住民が用意したカレーと一緒に味わった。津和野小3年の佐々木健祐君(8)は「竹でご飯が炊けるなんて知らなかった。竹を切るのは難しかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。

 鈴木さんは「初の企画だったが、楽しんでもらえて良かった。今後は、高校生や住民に向けたイベントも考えたい」と話した。

2017年8月10日 無断転載禁止