先祖お迎えへ準備 松江で恒例「盆花市」

お盆用の花を買い求める人たち
 お盆の花や供え物が並ぶ恒例の「盆花市」が11日、松江市天神町の天神ロータリーで始まった。盆支度を整えようと、大勢の人がお目当ての花や野菜を手に取っては熱心に品定めしていた。12日まで。

 盆花市は江戸時代末期、農家が仏事用にキキョウやキュウリなどを持ち寄り、松江城下で売ったのが始まりとされる。近年は出店数が減少しているが、例年2日間で1千人が訪れる伝統行事。今年は同市や安来市の農家など9軒が出店した。

 店先には、ケイトウやホオズキなどの花がずらりと並べられ、買い求める人が次々に足を止めた。夏野菜のナスやオクラ、収穫したばかりのアスパラガスも人気を集めた。

 9年前に千葉県からUターンして以来、毎年盆花市で花をそろえている松江市奥谷町の無職平本英俊さん(73)は「(盆花市は)松江の夏の風物詩。今年もお花の準備が済んだ」と話した。

2017年8月12日 無断転載禁止