親子が遊覧船で自然探検 堀川の動植物に興味津々

堀川沿いの植物について説明する案内役(右)に見入る児童
 松江城(松江市殿町)の周囲を巡る堀川遊覧船の就航20周年を記念し、堀川に生息する動植物について学ぶワークショップ「堀川しぜん探検隊」が12日、開かれた。親子10組35人が、船内から生き物を観察するなどして堀川の自然環境に理解を深めた。

 参加者は、案内役を務める高校の元生物教員3人から、堀川は塩水と真水が混じった汽水であることや、船内から見ることのできる動植物について松江歴史館で解説を受けた後、3班に分かれて乗船した。

 案内役が、船から手を伸ばして採集したムクロジの実を見せながら「水の中でもむと泡立つため、昔は洗剤として使われていた」と説明。実際に水の入った容器に実を入れて振ってみると泡が立ち、子どもたちはその様子を不思議そうに見つめた。このほか、カルガモやウチワヤンマ、カメなどを確認すると、望遠鏡でのぞいたり写真を撮ったりした。

 市内の雑賀小学校6年、藤原捷(さとし)君(11)は「知らなかった植物がたくさんあった。また探検してみたい」と話した。

 堀川遊覧船を運営する市観光振興公社が、堀川への関心を高めようと親子向けに企画。20日にも開く。

2017年8月13日 無断転載禁止