中尾ミエが再演に意欲 デイサービス舞台のミュージカル

 (左から)田中利花、初風諄、モト冬樹、中尾ミエ、尾藤イサオ、正司花江、光枝明彦=東京都内

 女優の中尾ミエが自らプロデュースし、主演するミュージカル「ザ・デイサービス・ショウ2017」の公開稽古が東京都内で行われた。2015年の初上演以来、ベテラン俳優らを束ねる中尾は「どこまで続けられるか、試してみたい」と意欲的だった。

 かつての大スター、マリ子(中尾)があるデイサービスを訪れ、何となく過ごしていた高齢者に、ロックバンド結成を提案する…という物語。

 宝塚出身の初風諄、俳優の光枝明彦、かしまし娘の正司花江らが実際に楽器に挑戦。公開稽古でも、時折つかえながら、ノリノリで劇中歌を披露した。

 81歳の正司は「踊りを覚えたらギターを忘れるし、ギターを覚えたらセリフを忘れる。けど、それがまた楽しい」とうれしそう。

 初風が「再々演なのに、振りも全部忘れてしまい、新作のつもりで張り切っています」と言うと、モト冬樹が「手が動いているだけでも、すごい」と突っ込むなど、話は尽きない。

 「ここ自体がデイサービス。毎日来て、楽しんで帰っていただく」と笑わせた中尾だが、「再演のたびに演奏も振りも難しくしている」というように、芝居への妥協は一切ないようだ。

 公演は24日から東京・明治座などで行われる。

共同通信社 2017年8月17日 無断転載禁止