新聞自由度高い教材 小中高教員ら夏季セミナー

4こま漫画を使った模擬授業を体験する参加者
 教育に新聞を生かす取り組み「NIE」の夏季セミナー「2学期から役に立つ! 授業で新聞を使って、学力を育てよう」(県NIE研究会、県NIE推進協議会主催)が18日、松江市殿町の山陰中央新報社であった。小中高校の教員や新聞記者ら19人が、日々の教育の質を向上させる道具として新聞をどう取り入れるかを考えた。

 恵曇小学校(松江市鹿島町手結)の陶山昇教頭(53)は模擬授業「4こま漫画のタイトルを考えよう」を実施。低学年でも取り組みやすく「話の核をつかんで言葉にする力を養うのに役立つ」と紹介した。

 国立三瓶青少年交流の家(大田市山口町)の野津孝明次長(50)は、前勤務先の宍道高校通信制課程のスクーリングの授業で行っていた「ニュース解説」を披露。選んだ記事を紹介して意見を述べる活動で「情報に接するチャンスをつくり、教員の考えを示すだけでも、生徒が自分の考えと照らし合わせる対立軸が提供できる」と述べた。初参加した高角小学校(江津市嘉久志町)の坂野光俊教諭(53)は「新聞はいろんな方法、場面で使える自由度の高い教材だと思った」と話した。

 中国ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議もあり、新学習指導要領に対応した取り組みについて情報交換した。

2017年8月19日 無断転載禁止

こども新聞