乃木 特別延長制す 島根県学童軟式野球選手権大会

【決勝・高松-乃木】特別延長8回裏乃木無死満塁、金築亮汰(左)の中前打で6-5とサヨナラ勝ちし、喜ぶ乃木ナイン=松江市営野球場
 JAカップ第34回島根県学童軟式野球選手権大会(県軟式野球連盟、山陰中央新報社主催、JAしまね、JA共済連島根特別協賛)の最終日は20日、松江市上乃木10丁目の市営野球場で準決勝、決勝が行われ、決勝で乃木(松江・隠岐地区)が特別延長八回、6-5で高松(出雲地区)を下し、6年ぶり19度目の優勝を果たした。

 準決勝で乃木は三隅(浜田地区)に4-1で快勝。高松は波根(大田地区)に3-2で競り勝ち、決勝へ。

 決勝は無死満塁からの特別延長八回、高松が3者三振に倒れたのに対し、乃木は先頭金築亮汰がサヨナラ打を放ち県学童96チームの頂点に立った。

V呼ぶ積極プレー 乃木

 特別延長となった決勝は、乃木がここ一番での勝負強さを発揮して頂点に立った。仙田朋之監督は「最後はハート。後輩たちにいい背中を見せてくれた」と選手をたたえた。

 七回に同点とされ、肩を落としてベンチに戻る選手たち。仙田監督は「まだ同点、落ち着いていこう」と鼓舞。直後の攻撃は三者凡退だったものの、選手はそれぞれに気持ちを切り替えた。

 七回途中から登板し、同点打を浴びた山田総一郎は「0で抑えて絶対優勝する」と誓い、無死満塁で始まる特別延長のマウンドへ。気持ちのこもった球は低めに決まり、3者連続三振。「よっしゃ」と声を上げ、チームの士気を高めた。

 その裏。3人の走者を置き、1点取れば優勝が決まる。先頭の金築亮汰は「初球から振りにいく」と決めて打席へ。サインはエンドラン。外角寄りの球を中前へ強打し、三走が本塁を駆け抜けた。

 仙田監督は「日々の積み重ね。選手を信じてサインを出せた」とチームの信頼感を強調。豊富な練習量に裏付けられた自信が、投打の積極プレーと勝利につながった。

2017年8月21日 無断転載禁止

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