丁寧に歌いたいとユーミン 帝劇の舞台で座長に

 制作発表に登場した(左から)松任谷正隆、斎藤洋介、寺脇康文、松任谷由実、宮沢佐江、六平直政=東京都内

 松任谷由実の歌と俳優の芝居を融合させる帝国劇場の舞台「朝陽の中で微笑んで」(11月27日~12月20日)の制作発表が東京都内で開かれた。歌とストーリーテラーを担うユーミンが、劇中歌に込めた思いや“座長”としての意気込みなどを語った。

 ユーミンの歌と俳優の演技の融合は2012、14年に続き3回目。ユーミンの夫・松任谷正隆が脚本と演出を手掛け、今回は、500年後の世界を舞台に男女の純愛を描く。

 タイトルの「朝陽―」は1976年に発表されたアルバムに収められたバラードで「永遠の中の一瞬に巡り合えた2人の歌。私の作品の中でも最も歌うのが難しい」とユーミン。劇中では十数曲を披露する予定で「作った時の自分に戻れるように、今の自分の力で丁寧に歌いたい」と話した。

 制作発表では、上京時に「中央フリーウェイ」にはまったという寺脇康文が「芝居をしながら(ユーミンが歌うのを)見ちゃうかも」とおどけるなど、キャスト陣もユーミンとの共演にそわそわ。

 元AKB48の宮沢佐江から「甘い物がほしいです」と“座長”としての差し入れをリクエストされると、ユーミンは「かしこまりました」と気さくに応じていた。

共同通信社 2017年8月22日 無断転載禁止