女子ログ 切ない高校野球

 連日、熱戦が繰り広げられている高校野球。何を隠そう私は高校野球のファンで、地元の関西に住んでいた頃はよく観戦にも行ったし、学生時代は甲子園でアルバイトしていたこともあった。

 高校野球が好きになったのは、私が中学1年の頃だ。その年、今でこそ強豪校としておなじみの大阪桐蔭が春夏連続で甲子園初出場を果たし、夏の大会では初出場ながら優勝を飾った。その年高校野球にハマった理由は…単純に選手がかっこ良かったから。しかし、そこから一球一球にかける高校球児の思いや九回裏スリーアウトまで何が起こるか分からない、高校野球の魅力を知った。

 鳥取に来てからは、もちろん山陰勢も応援するようになった。くしくも今年の鳥取代表、米子松蔭の初戦の相手は大阪桐蔭。私としては少々複雑な思いで試合の行方を見守っていた。が、次第と米子松蔭に肩入れする自分がいた。優勝候補相手に、全力で、しかも明るく爽やかにプレーする姿に、いつの間にか選手の父母や近所のおばさんのような気持ちで応援していた。

 ちなみに私の母校は、地方大会で初戦突破するのも難しいほど弱いチームだった。

 甲子園を彩るチアガール、ベンチ入りする女子マネジャーがちらりとテレビに映る度に、決してやり直せない青春に少し切ない気持ちになる夏である。

     (境港市・コフィー)

2017年8月23日 無断転載禁止