円谷監督生家跡に公認店 「ウルトラ巡りの拠点に」

 福島県須賀川市にオープンしたショップ近くにあるウルトラマンのモニュメント脇に立つ円谷誠さん=2日 福島・東北線の須賀川

 ウルトラマンの生みの親で、特撮の神様と呼ばれた故円谷英二監督の福島県須賀川市の生家跡に、円谷プロダクションの公認ショップ「SHOT M78大束屋」が7月にオープンした。市内にはウルトラマンや怪獣のモニュメント、関連メニューを出す飲食店などもあり、経営する親族の誠さん(57)は「ウルトラマン巡りの拠点にして」と話している。

 店は円谷監督のいとこの子に当たる誠さんが営む喫茶店の隣にあり、指人形やマグカップといったグッズを販売。円谷監督が愛用していた8ミリカメラ、戦意高揚映画をつくったとして連合国軍総司令部(GHQ)から公職追放される直前に書いた叔父宛ての手紙などが展示されている。

 客層は子どもから60代と幅広い。夏休みを利用して父親と来店したさいたま市の斎藤練ちゃん(4)は、1960年代に登場した初代ウルトラマンから最新版まで約40種類のフィギュアを指さし「大好きだから名前を全部言える」と得意げだった。

 須賀川市はウルトラマンの故郷「M78星雲光の国」と姉妹都市として提携しており、二人三脚で地元を盛り上げている。誠さんは「地域の人と協力して街を面白くしたい。ゆくゆくは鳥取県の観光スポット『水木しげるロード』のようになれば」と意気込んでいる。

共同通信社 2017年8月24日 無断転載禁止