石舞台級の巨大石室か 小山田古墳、通路8メートル超

 横穴式石室の入り口部分の遺構と通路が見つかった小山田古墳=奈良県明日香村

 舒明天皇や大豪族・蘇我蝦夷の墓説がある小山田古墳(奈良県明日香村、7世紀中ごろ)で、横穴式石室の入り口部分の遺構と通路(羨道)が見つかり、県立橿原考古学研究所が24日、発表した。羨道は前年度調査の延長部分で、長さは計8・7メートル以上あることが分かった。日本最大級の規模を持つ石舞台古墳(同村)の羨道は11・7メートルで、研究所は「石舞台に並ぶ大型の石室だった可能性が高い」としている。

 今回調査では、ひつぎを安置する玄室に通じる羨道の両側に壁として積まれた巨石を抜き取った穴を左右4カ所ずつ、計8カ所確認した。

共同通信社 2017年8月24日 無断転載禁止