(8月20日~26日)鳥取

 ◆BHBに抗うつ作用

 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)は21日、体内で作られる物質「βヒドロキシ酪酸(BHB)」に抗うつ作用があることが動物実験で分かったと発表した。世界初の発見という。BHBはうつ病の原因となる炎症性物質の発生を抑制し、既存の抗うつ薬とは作用のメカニズムが異なる。既存の抗うつ薬で症状改善がない約3割のうつ病患者に効く新薬の開発につながると期待している。


 ◆鳥取空港民営化へ

 県は来年7月、県営鳥取空港(鳥取市湖山町西4丁目)を民営化する方針を固めた。来年7月に向けて大規模改修を進めており、さらなる空港利用客増のためには民間のノウハウが必要と判断。経費節減効果を示す試算結果も出たことから、県が管理、運営する国際線用の国際会館などの運営権を民間事業者に売却する「コンセッション方式」の導入を目指す。県が21日の県議会地域振興県土警察常任委員会で説明した。


 ◆スイカ販売額28億3千万円

 県産スイカの販売反省会が21日、倉吉市越殿町のJA鳥取中央であり、2017年度の出荷量(8月10日現在)は前年度比0・1%減の1万4214トン、総販売額は0・9%増の28億3千万円だったことが報告された。1キロ当たりの総平均単価は過去最高だった11年度を超えて199円となった。


 ◆多里層ノジュール列、天然記念物に

 県文化財保護審議会(会長・永松大鳥取大教授)は22日、日南町新屋の岩石地層「多里層ノジュール列」を県の天然記念物にするよう県教育委員会に答申することを決めた。多里層ノジュール列は縦2~3メートル、横16メートルの地層に貝の化石などが固まってできた「ノジュール」と呼ばれる楕円(だえん)形の団塊(長径30~45センチ)約20個が等間隔に並ぶ。このほか「池田恒興像(狩野尚信筆)」など3件を県保護文化財、池田家の菩提寺・興禅寺(鳥取市栗谷町)の庭園を名勝とするよう答申する。


 ◆校区審議会が誠道小統合方針

 境港市内の小中学校の在り方を協議する校区審議会は24日、児童数が減っている誠道小学校(境港市誠道町)を他校と統合するよう市教育委員会に答申する方針を決めた。2018年度に3年生から外国語が導入されるのを踏まえ、2~3年生が複式学級となる可能性のある誠道小の環境は解消すべきとの意見が大勢を占めた。


 ◆鳥取-韓国・務安チャーター便運航へ

 平井伸治知事は25日の定例会見で、韓国の航空会社が鳥取空港(鳥取市)と韓国全羅南道(チョルラナムド)の務安(ムアン)空港を結ぶ連続チャーター便の運航を計画していることを明らかにした。49人乗り小型機を9月30日から計40往復便運航する計画で最終調整しており、鳥取空港の国際チャーター便としては過去最大の便数となる。

2017年8月28日 無断転載禁止