段ボールで建物表現 松江城や住宅 精巧に 出雲の原さん制作

段ボールで作った松江城(右)などの模型について話す原禎幸さん
 島根県出雲市湖陵町三部の県嘱託職員、原禎幸さん(62)が趣味で取り組む、段ボールで精巧に作った松江城や住宅の模型が話題を集めている。昨年末に制作を始め、出雲市大津朝倉2丁目のパナホーム展示場に8作品が並んでいる。「身近な段ボールで建物を表現できることを知ってほしい」と制作への思いを語る。

 原さんは昨年12月、孫と一緒に段ボールで車の模型作りをし、創作にはまった。今年1月以降は2階建ての自宅と、展示場の2階建て住宅の模型を作った。さらに、複雑な形と存在感に心を揺さぶられた城の模型を手掛けた。

 異なった厚さの段ボールをはさみで切り、接着剤で組み合わせる方法で、展示場に並べた松江城(松江市)と熊本城(熊本市)、城を模した河原城(鳥取市)の3点は、撮った写真を基に石垣や瓦を表現した。平屋や2階建ての住宅5点は、来場者がイメージしやすいよう内部の間取りまで再現し、車も作った。

 それぞれ縦30~40センチ、横30~55センチ、高さ25~40センチで、訪れた子どもや大人が感嘆の声を上げ、興味深そうに見入っている。原さんは「評価してもらえたので、もうやめられないですね」とほほ笑む。9月17日まで展示している。

 現在は出雲日御碕灯台(出雲市)を作っており、平日の帰宅後に3時間、休日には8時間作業する。「難しそうなものを探して、今後も作りたい」と意欲を燃やしている。

2017年8月28日 無断転載禁止