平和記念公園の折り鶴 再利用へ 浜田で親子ら丁寧に分別

折り鶴の再利用に向け、仕分け作業に当たる参加者
 広島市の平和記念公園に寄せられた折り鶴の再利用に向けた分別作業がこのほど、浜田市黒川町の石見公民館であった。参加した親子連れら16人が、平和への思いが込められた折り鶴から糸や針金などを取り外し、紙製品へのリサイクルで思いが生き続けることを願った。

 参加者は、折り鶴を再利用する際に不要になる糸や針金、光沢のある紙を、はさみなどを使って丁寧に分別した。折り鶴には、英語やスペイン語で「愛」や「平和」などのメッセージも記されており、世界中から同公園に届いた平和への願いも感じ取った。

 取り組みは、生活協同組合しまね(松江市)の呼び掛けで実施。雲南市や江津市でも行われ、仕分けをした折り鶴は、同組合の関係機関を通じ、広島県内の製紙会社でリサイクルされ、折り紙やカレンダーなどの商品に生まれ変わる。

 子ども2人と参加した浜田市竹迫町の主婦、大渡朋恵さん(36)は「子どもたちに戦争の話をしたことはなく、今回の作業が平和の大切さを学ぶきっかけになって良かった。平和をつなぐリサイクル商品を購入したい」と話した。

2017年9月3日 無断転載禁止