着物や古布生き返る 掛け軸やびょうぶに 浜田の表装教室が作品展

着物を再利用して作った作品に見入る来場者ら
 着物や古布を使って制作した掛け軸やびょうぶの作品展が、浜田市野原町の市世界こども美術館で開かれている。表装の伝統技術を活用した作品90点が並び、来場者が興味深そうに鑑賞している。入場無料。8日まで。

 浜田、江津両市で表装教室を開く原啓子さん(69)と、教室で学んだ男女17人が作品を多くの人に見てもらおうと企画した。

 会場には、2羽の鶴が仲良く飛び立つ模様が描かれた着物を再利用した掛け軸をはじめ、虫食いで穴が開いた鏡台掛け用の布にあしらわれたハトやサクラの絵柄を切り抜き、掛け軸に縫い付けた作品などが並び、来場者を魅了している。

 来場した江津市和木町の上田享子さん(71)は「眠っていた着物が生き返ったような作品ばかりだ。作者の思いが伝わってきて良かった」と話した。

2017年9月4日 無断転載禁止