輝(き)らりキッズ 島根県珠算選手権 個人、団体で見事に優勝

「第60回島根県珠算選手権大会」の優勝カップを手に笑顔を見せる杉谷優衣さん=大田市大田町、同市役所
読上暗算も制し3冠

入賞重ね「少し自分に自信」

杉谷 優衣(すぎたに ゆい)さん (大田小3年)

 大田(おおだ)市の大田小学校3年生、杉谷優衣(すぎたにゆい)さん(9)は、そろばんのさまざまな大会で表彰(ひょうしょう)を受けています。7月2日に大田市大田町の大田商工会議所であった「第60回島根県珠算(しゅざん)選手権(けん)大会」では、小学校低学年の部の「個人総合(こじんそうごう)」と、同じ塾(じゅく)に通う仲間と出場した「団体(だんたい)総合」の両方で見事、優勝(ゆうしょう)を飾(かざ)りました。もっと上のレベルを目指したいと、毎日練習に打ち込(こ)んでいます。

 杉谷さんがそろばんを始めたのは、保育園(ほいくえん)に通っていた6歳(さい)のころです。

 それまでは、少し引っ込み思案(じあん)なところがあったといい、父の孝雄(たかお)さん(41)が「小学校に入学する前に、何か自信をつけさせたい」と考えたことが、そろばんを習うようになったきっかけだそうです。

 そこから、自宅(じたく)の近くにある「門田塾(かどたじゅく)」(大田市大田町)に通い始め、頑張(がんば)って練習を重ねると、みるみるうちに上達していきました。

 パチパチ、パチパチ…。門田塾をお邪魔(じゃま)すると、杉谷さんや塾の生徒たちが目にも止まらぬ速さで、そろばんの珠(たま)を手ではじく音が響(ひび)いていました。

真剣な表情で練習に臨む杉谷優衣さん(左)=大田市大田町、門田塾
 そろばんの大会では、計算の正確(せいかく)さと速さを競います。杉谷さんは現在(げんざい)、塾に週6回通って練習に励(はげ)んでいます。

 「そろばんの練習は厳(きび)しいけど、楽しい」と笑って話してくれます。そろばんを使わずに計算する暗算(あんざん)も得意で、県珠算選手権では、小学校低学年の部の「読上(よみあげ)暗算」でも優勝を果たしました。

 いろんな大会に出場し、入賞を重ねる中で、「ちょっとだけど自分に自信がついたと思う」といいます。毎日のようにそろばんの練習をしているおかげで、学校の授業(じゅぎょう)でも算数が好きになったそうです。集中力もついたといいます。

 しかし、7月23日に神戸(こうべ)市の兵庫県立文化体育館であった全国大会の「そろばんグランプリジャパン2017」に出場したときには、自分が思うような結果が残せず、「全国にはすごい人たちがたくさんいるな、と思った」ということで、あらためて練習をまた頑張ろうと、心に決めました。

 現在は初段(しょだん)の杉谷さん。「もっともっと上の段を目指したい」と、これからの目標について話しています。

<プロフィル>

【好きな教科】算数、音楽

【好きな色】水色

【好きな有名人】将棋(しょうぎ)の藤井聡太(ふじいそうた)四段

【趣味(しゅみ)】ピアノ、読書

2017年9月6日 無断転載禁止

こども新聞