三瓶山麓で読書楽しむ 私設図書館オープン

三瓶山を望む草原で読書を楽しむ市民
 国立公園・三瓶山麓のレストハウス山の駅さんべ(島根県大田市三瓶町)内に9日、私設図書館「はらっぱ図書室」がオープンした。大田市の地域おこし協力隊員が交流拠点を設けたいと設置した。家族連れらが屋外に蔵書を持ち出し、大自然での読書を楽しんだ。

 東京都出身で、大田市山村留学センター(同市山口町)に勤める西島一泰さん(32)が開設した。

 レストハウスを経営する「necco(ねっこ)」(同市三瓶町)の協力を得て無償でスペースを借り受け、松江市の私設図書館や住民から寄贈を受けた約200冊を並べた。単行本や文庫本、絵本に加え、三瓶山麓を意識して登山やトレッキングを扱った実用書を置いた。

 この日は多くの市民が訪れ、館外に蔵書を持ち出し草原に腰掛けて読むなど思い思いの時間を過ごした。

 necco取締役の梶谷美由紀さん(45)=大田市三瓶町=は「三瓶はスポーツやアウトドアだけでなく、読書もできることが広まれば、より来訪者が増える。自分も家族や友人に伝えたい」と述べた。

 利用無料で、館外への持ち出しも可能。借りた日の開館時間内に返却する。開館時間は平日が午前10時~午後3時、土日、祝日が午前10時~午後4時。毎週水曜が定休日。

2017年9月11日 無断転載禁止