松江大茶会前に特別講座 茶の湯の奥深さ体感

小川葵園さん(左)から手ほどきを受ける参加者=松江市北堀町、赤山茶道会館
 第34回松江城大茶会(山陰中央新報社主催)を楽しむための特別講座が9日、松江市北堀町の赤山茶道会館であり、参加者が抹茶と煎茶の作法を学び、茶の湯の世界の奥深さを体感した。

 特別講座は、山陰中央新報社文化センターが昨年に続き開催した。同センター松江教室で講師を務める小川葵園(きえん)さん(82)=煎茶道方円流茶傅(さふ)、武者小路千家流正教授=が弟子7人と手ほどきした。

 参加者はテーブルと椅子で親しむ「立礼(りゅうれい)式」の茶席でマナーを習得した。煎茶は1煎目を味わった後に菓子を食べるのに対し、抹茶は菓子を先に食べるといった基本的作法について解説を受けたほか、菓子を置く懐紙の取り方、箸の持ち方を教わった。最後に香煎茶の豊かな香りを楽しんだ。

 参加した松江市古曽志町のパート職員、吉川路子さん(42)は「興味があった煎茶を初めて教わった。入れ方一つでこんなにおいしくなるんだと感激した」と話した。

 松江城大茶会は10月7、8の両日、松江市殿町の松江城山公園などであり、方円流を含む10流派がお点前を披露する。

2017年9月11日 無断転載禁止