江津市の浄光寺 住職継職法要に合わせ稚児行列やマルシェなど企画

実行委員会のメンバーと法要記念事業について話し合う能美顕之住職(左奥)
 島根県江津市千田町の浄光寺(浄土真宗本願寺派)の住職継職法要の記念行事として、門徒以外も参加できる100人規模の稚児行列や、境内を会場にしたマルシェ、シンガー・ソングライターの二階堂和美さんによるコンサートが10月1日、同寺である。門徒らでつくる実行委員会が節目に合わせ、寺に親しんでもらおうと企画。新住職の能美顕之(けんし)さん(40)は「お寺を身近に感じてもらう機会にしたい」と、広く参加を呼びかけている。

 浄光寺の住職継職法要は、先代の1998年以来19年ぶり。実行委がこのほど、2回目の会合を同寺で開き、門徒ら約90人が、催事の流れや役割分担などを確認した。父の紹隆さん(70)の後を継ぐ第19世住職の顕之さんも会合に出席。「法要を機に多くの人が寺に集い交流し、地域活性化にもつながればうれしい」と期待を寄せる。

 記念行事のうち、稚児行列は、乳幼児~小学校中学年程度を対象とし、100人を目標に、市内外を問わず参加者を募集中。当日は午前10時から、着飾った稚児たちが、雅楽の調べに合わせて同寺の参道約100メートルを歩き、にぎやかな雰囲気を演出する。

 式典や法要が終わった午後5時からは境内で、市内外の8事業者・団体が丼物やピザ、クラフトビールなどを販売するマルシェを開く。コンサート(有料、チケット限定300枚)は同5時半開演で、高畑勲監督の映画「かぐや姫の物語」の主題歌「いのちの記憶」を手掛けた二階堂さんが温かな歌声を披露する。

 顕之さんは「地域の人口減少が進む中、この規模の法要を今後開くのは難しいだろう」と話し、法要や記念行事の成功に向けて意気込んでいる。

 問い合わせは同寺、電話0855(56)2433。

2017年9月13日 無断転載禁止