飛び込み 成男板・須山(島根)準優勝 えひめ国体

 第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」会期前競技第6日は15日、愛媛、高知両県で行われ、水泳の飛び込み成年男子板飛び込みで今夏のユニバーシアード代表の須山晴貴(島根・島根大)が430・70点で2位に食い込んだ。優勝した今夏の世界選手権代表の坂井丞(神奈川)と24・55点差。五輪5度出場の寺内健(兵庫)は3位に抑えた。

 競泳の成年女子100メートル平泳ぎは石田華子(鳥取・日体大)が3位。9月の日本学生選手権女子200メートル平泳ぎ2位の実力を示した。本田航平(鳥取・鳥取東高)が少年男子B100メートル平泳ぎ4位、200メートル個人メドレー5位で、2種目入賞。少年女子B100メートル平泳ぎでは平林優花(鳥取・米子北高)が8位に入った。

 飛び込みで成年女子高飛び込みの近藤優妃(鳥取・日体大)は5位入賞。少年女子高飛び込みでは安田舞(鳥取・弓ケ浜中)が6位。小原己知(島根・伯太中)は島根勢の今国体入賞第1号の7位に入った。

 台風18号接近に伴う期間短縮で会期前競技最終日となる16日は水泳の飛び込み、競泳などがある。

【飛び込み成年男子板飛び込み決勝】430.70点で2位に食い込んだ須山晴貴(島根・島根大)=高知県立春野総合運動公園水泳場
 板飛び込み・須山 気合空回り逆転許す

 昨年の銅メダルから輝きを増した銀メダルにも表情は晴れなかった。飛び込み成年男子板飛び込み2位の須山晴貴(島根・島根大)は五輪経験者との競り合いの中、後半最初の4本目で痛恨の48・00点。気合が空回りしたミスを悔やんだ。

 全6本中、前半3本はいずれも70点台。今夏の世界選手権代表で昨夏のリオデジャネイロ五輪でも日の丸を付けた坂井丞(神奈川)を抑えトップで折り返す理想的な展開となったが、落とし穴が待っていた。

 難易度を抑え、完成度で勝負する4本目の「後ろ宙返り2回半えび型」で着水が大きく乱れた。回転のつき過ぎが原因。「接戦で力が入り、いつもと違う動きになった」。平常心を保てず、逆転を許した。

 残り2本は5本目82・25点、6本目73・50点と踏ん張ったが、対する坂井は1本目から全て70点以上。最後の演技を見届けると、天を仰いだ。

 6位に入った8月のユニバーシアードでは自己新の453・85点をマークしたが、トップと79・15点もの差があり「足元にも及ばない」と痛感した。世界で勝負するため、越えなくてはならない国内の壁。「(全ての演技で)もう1回転くらいできるようになる」と底上げを誓った。

2017年9月16日 無断転載禁止

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