(9月10日~16日)島根

 ◆和牛品評会、厳しい結果

 仙台市で開かれた国内最大の和牛品評会「第11回全国和牛能力共進会(全共)」が11日、閉幕し、県勢は第5区(繁殖雌牛群)の6席が最高順位で、厳しい結果となった。全9区で、入賞に当たる優等賞入りを目指したが、県勢は前回を一つ下回る四つにとどまった。


 ◆県などに賠償命令

 安来市赤江町の児童養護施設「安来学園」に入所していた当時に男性児童指導員に現金を着服されたとして、県内在住の30代の男性が、同施設に児童の養育、看護を委託する県と、同施設を運営する社会福祉法人せんだん会に合計約733万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、松江地裁浜田支部は11日、県の監督責任などを認め、両者に合計約467万円の支払いを命じた。本多健司裁判官は判決理由で、指導員は、園長が管理する入所者の印鑑を持ち出すことができ、原告名義の通帳が容易に使えたことや、指導員が他の入所者4人からも現金を着服していることを踏まえ、着服行為があったと認めた。


 ◆司法試験に2人合格

 2017年の司法試験の合格者が12日発表され、島根大大学院法務研究科(山陰法科大学院)からは、受験者13人のうち2人(前年1人)が合格した。山陰法科大学院からの合格者は設置された04年度以降、通算28人目。同大学院は15年度に学生募集を停止し、18年度末に在学生が修了する予定。


企画展「夢の美術館」会場でダリの「ポルト・リガトの聖母」(左)などを鑑賞する来場者=松江市袖師町、県立美術館
 ◆「夢の美術館」が開幕

 福岡市美術館と北九州市立美術館の代表的収蔵品を集めた企画展「夢の美術館~めぐりあう名画たち」(島根県立美術館、山陰中央新報社など主催)が12日、松江市袖師町の県立美術館で開幕した。九州の人気美術館2館が同時に改修工事に入ったことから実現した巡回展の最終会場で、本州では唯一の開催。近現代美術の巨匠らの68点を10月23日まで展示する。


 ◆益田市が支所見直しへ

 益田市は14日、市町村合併前の旧美都、匹見両町に置いている各支所で、2018年4月から支所長(部長級)を本庁の政策企画局長(同)が兼務し、現在の3課体制を廃止するなど大幅な見直しを行う方針を市議会総務文教委員会で示した。地域振興機能の強化と行財政改革が目的としている。


 ◆被疑者ノート訴訟和解

 松江刑務所に勾留された福島県内の男性(48)が取り調べ状況を記した「被疑者ノート」を刑務所職員が破棄し、権利を不当に侵害されたとして、男性と弁護人が国に220万円の損害賠償を求めた訴訟は15日、松江地裁(堀部亮一裁判長)で和解が成立した。原告側弁護団によると、和解内容は▽被告と弁護人が面会して物品の受け渡しができる「接見交通権」の重要性を双方が確認する▽破棄について松江刑務所長が原告に謝罪する▽物品を適正に管理し、再発防止に努める-など。和解金の金額は明らかにしていない。

2017年9月18日 無断転載禁止