年金問題で機構理事長が陳謝 衆院選意識、野党が追及

 衆院厚労委で答弁する加藤厚労相=20日午前

 元公務員の妻ら約10万人に総額598億円の年金の支給漏れがあった問題で、衆院厚生労働委員会は20日、閉会中審査を開いた。支給実務を担う日本年金機構の水島藤一郎理事長が陳謝。野党は、28日召集の臨時国会冒頭で衆院解散が予想されることから、次期衆院選を念頭に「年金支給漏れだけでなく、森友学園や加計学園の問題も含めて疑惑を隠そうとする解散」と追及する構えだ。

 委員会の冒頭で、水島理事長は「未払いとなっているお客さまに多大なご迷惑をかけ、心より深くおわび申し上げる」と述べた。加藤勝信厚労相は「今後は今回のミスが起きないよう万全を期す」と再発防止を約束した。

共同通信社 2017年9月20日 無断転載禁止