女子ログ 実家のお片づけ

 実家がプチリフォームをすることになり、月曜から大工さんが入られるということで、母から週末、手伝いの依頼を受けました。納戸のタンス類を処分するというので、タンスの中身を別の部屋へ移動させる仕事でした。実家は、祖母と父母の3人暮らしですが思いの外、荷物が多くて驚きました。

 祖母は洋服や本棚の本一つ一つに思い出がよみがえるようでした。古いアルバムには祖父や叔父たちの写真が多数ありましたし、文箱からは鬼籍に入った親戚からの手紙が何通も…。私も懐かしい文字にじんときました。

 母のタンスからは、私と姉の母子手帳や子供の頃の私たちが書いた母への手紙が出てきました。母は孫からの手紙と一緒にして、片付け直していました。

 父のタンスからは、若き日の父が使っていたカフスボタンがたくさん出てきました。スーツを着る機会はなくなり、デザイン的にもう使うことはないと思うのですが、なんだか捨てがたいと、しまいこんでいました。

 それぞれの思い出に浸りながら、なんとか夕方に片付けはめどがつき一安心しました。

 私が家を出て20年以上たちますが、タンスの思い出は私の思い出でもありました。離れて暮らしていても家族はつながっているのだとうれしく感じた週末でした。

(出雲市・もとわ)

2017年9月23日 無断転載禁止