水銀規制条約、締約国会議が開幕 水俣病終わっていないと坂本さん

 「水銀に関する水俣条約」の第1回締約国会議で発言する、胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(右)=24日、スイス・ジュネーブ(共同)

 【ジュネーブ共同】8月に発効した「水銀に関する水俣条約」の第1回締約国会議が24日、スイス・ジュネーブで開会した。熊本県水俣市の胎児性水俣病患者の坂本しのぶさんが非政府組織(NGO)代表として演説、「水俣病は終わっていない」と訴えた。また「女性や子どもを水銀から守らねばならない」と述べた。

 UNEPは、世界の小規模な金採掘場で推計1500万人が精製に使う水銀にさらされていると警告、参加各国に条約履行と規制強化への議論を求めた。会議には日本をはじめ、150以上の国・地域が参加し、29日までの会期中、水銀による環境汚染や健康被害の防止について議論する。

共同通信社 2017年9月25日 無断転載禁止