松江玉造ハーフマラソン 藤井(山口)男子総合初V 

男子総合で初優勝した藤井祐希(山口・トクヤマ)=玉造温泉ゆ~ゆ前
 第60回松江玉造ハーフマラソン大会(松江市、一般財団法人島根陸上競技協会、山陰中央新報社主催)は24日、松江市玉湯町の玉造温泉ゆ~ゆ前発着の日本陸連公認コース(21・0975キロ)で行われた。男子総合は藤井祐希(山口・トクヤマ)が大会歴代10位の1時間6分36秒の好記録で初優勝。女子総合は俵千香(埼玉・TEAM R×L)が1時間17分46秒の大会新で、2年ぶり3度目の優勝を飾った。     

 山陰両県関係の入賞は、男子総合で福浜駿(島根・ホシザキ)が1時間8分14秒で2位、昨年3位の池本大介(鳥取・自衛隊米子)が1時間10分2秒で4位。三谷耕次(鳥取)が6位で続いた。

 女子総合では昨年8位の角美恵(島根・松江陸上クラブ)が1時間28分19秒で4位。来間香里(島根・平田東ランニングクラブ)が8位に入った。

 フルマラソン移行を控え、ハーフでは最後の開催。男女、年代別計10部門で行われ、エントリー1777人、出場1565人とも過去最多だった。

(午前9時現在の気象状況 晴れ、気温21・2度、湿度82・0パーセント、西の風0・6メートル)

勝負どころ逃さず快走

 勝負どころを逃さず、2度目の出場でうれしい初優勝。男子総合で、4位だった4年前から成長を示した藤井祐希(山口・トクヤマ)は「苦しいことから逃げずにやってきたことが生きた」と汗をしたたらせ、喜びをかみしめた。

 序盤から福浜駿(島根・ホシザキ)との一騎打ち。背後に張り付く福浜を引っ張る格好で「風が強い前半は様子をみよう」と冷静に進めた。仕掛けたのは折り返し後の13キロ付近。「ここだ、と体が反応した」とペースアップし、みるみるリードを広げた。ゴールタイムは1時間6分36秒。2位とは1分38秒の差がついた。

 前回出場の第56回大会(2013年)は1時間8分47秒の4位で「成長を感じる4年間」と振り返る。

 高川学園高(山口)を卒業し、大手石油化学メーカーのトクヤマに入社7年目。フルタイムで働きながら朝晩合わせて30キロ以上の走り込みを続け、6月には5000メートルで自己新の14分6秒26をマークした。

 防府読売マラソン(12月)の表彰台(3位以内)が今季一番の目標。「市民ランナーでもやれるところをみせたい」。昨年は川内優輝(埼玉県庁)が3位に入った大会で「次は自分が」と闘志を燃やした。

2017年9月25日 無断転載禁止

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