(9月17日~23日)鳥取

 ◆FGT「ハードル高い」

 平井伸治知事は19日の県議会本会議で、JR伯備、因美両線のフリーゲージトレイン(FGT)導入について、費用対効果が薄いことなどから「ハードルが高い」と述べ、当面は伯備線を走る特急やくもの新型車両導入を注視し、長期的には山陰、伯備両ルートを念頭に新幹線整備を促進する考えを示した。


 ◆水木記念館前に屋根

 境港市の中村勝治市長は19日、観光スポット・水木しげるロード内の水木しげる記念館(境港市本町)の前庭と、周辺の市道延長約30メートル、幅約23メートルにかけて、屋根を設ける方針を示した。現在は地元商店街のアーケードがあるが、老朽化のため、年内の撤去が決まっており、雨天の際などのイベント開催が課題になっていた。市が整備する方針で商店街と協議を進めており、2019年度末までの完成を目指す。


 ◆鳥取和牛、東京で高値

 東京食肉市場(東京都港区)で20日、県の助成を受けて出荷された鳥取和牛8頭が競りにかけられた。県勢が好成績を挙げた第11回全国和牛能力共進会(全共)の開催後、初の東京出荷。1キロ当たりの平均価格は、最高ランクのA5が全体平均を203円上回る3057円、続くA4が40円上回る2447円と堅調だった。全共の成績と合わせ、県内肥育農家の出荷意欲は高まっている。


 ◆人工染色体マウス量産技術開発

 鳥取大染色体工学研究センターの香月康宏准教授と京都大大学院医学研究科の篠原隆司教授らの研究チームが、新薬開発に使われる実験用の人工染色体導入マウス(TCマウス)を効率的に作る技術を開発した。精子を作る精子幹細胞(GS細胞)に人工染色体を組み込んでマウスに移植する手法で、生まれる子は高確率でTCマウスとなり、量産に適す。新薬開発のコスト低減につながるほか、人間の男性の不妊治療にも応用できる可能性があるという。22日、米科学誌「ステム・セル・レポーツ」の電子版に載った。


 ◆床上浸水世帯に支援金

 台風18号による住宅の浸水被害を受け、県は22日、床上浸水した世帯に対し、補修のための支援金を出すことを決めた。現段階では被害が半壊に当たるとみなし、1世帯当たり最大100万円を支給する想定。今後、被害があった鳥取、倉吉両市の被災度判定調査で被害の程度を精査する。


三の丸石垣の下部で新たに見つかった1段分の石垣=鳥取市東町2丁目、鳥取城跡
 ◆鳥取城跡、新たな石垣

 鳥取市教育委員会は21日、国史跡・鳥取城跡(鳥取市東町2丁目)の大手登城路復元に伴う発掘調査で、三の丸石垣の下部に古絵図にない新たな石垣が見つかったと発表した。三の丸石垣を補強するのが目的とみられ、三の丸の下方にある馬場を復元する際の新たな資料になるという。大手登城路沿いの大型排水施設の全容も明らかになった。

2017年9月25日 無断転載禁止