ブランド化願い 「坂本米」刈り取り 浜田で県立大生ら12人

刈り取った坂本米の稲をはで木に干す県立大の学生ら
 浜田市旭町今市の坂本地区でブランド化の取り組みが進められているコシヒカリ「坂本米」の稲刈りがこのほど、同所の田んぼであった。地域住民や、食味調査に携わる県立大の学生ら12人が、たわわに実った稲穂を刈り取り、2年目の売り上げ向上を願った。

 米作りの後継者不足や耕作放棄地の増加が進む同地区で、就農者の生産意欲向上を図ろうと、農家や今市地区まちづくり推進委員会の関係者らが昨年4月、ブランド化に着手。地区内の年間生産量の3分の1に当たる30トンを自主流通させるのが目標で、1年目は、今年9月までに市のふるさと納税の返礼品を中心に約2トンを出荷した。

 この日は、地区住民らが6アールの田んぼに集合し、環境経済学を専攻する県立大生6人と一緒に稲を刈り取って束ね、近くのはで木に干した。稲を干し終わった後は、近くの地域センターに移動し、炊き上がった坂本米に舌鼓を打った。

 同地区の森橋求次自治会長(69)は「若い人に手伝ってもらって、とてもありがたい。昨年よりも多くの人に坂本米のおいしさを伝えられるよう、周知を図りたい」と話した。

 今年は、町内の温泉施設での販売やふるさと納税の返礼品として既に約7トンの出荷が見込まれている。

2017年9月30日 無断転載禁止