曲水野だて秋の夜みやび 益田・万葉公園で観月会

煎茶と菓子が載った盆を取る来場者
 煎茶を味わい、月をめでる観月会が9月30日夜、益田市高津町の県立万葉公園であり、緋毛氈(ひもうせん)が敷かれた畳に座った来場者が、ライトアップされた会場で、くつろぎのひとときを過ごした。

 同公園が中秋の名月の時期に、園内の「まほろばの園」で開く野だての恒例イベントで18回目。同市や浜田市、津和野町、山口県萩市の煎茶愛好者でつくる煎茶道松月流島根西支部(堀江綾翠(あやすい)支部長)のメンバー約30人がもてなした。

 「曲水」と呼ばれる曲がりくねった小川を流れてくる、煎茶や菓子が載った盆を来場者が取り、月を眺め、一服を楽しむ趣向。

 女性3人がオカリナやフルート、電子ピアノで「紅葉」や「雨降りお月さん」などを演奏する中、同支部のメンバーがお点前を披露した。ウサギをあしらったお菓子と煎茶を載せた盆が流れ、待ち受けた来場者が手を伸ばして受け取り、みやびな雰囲気を楽しんだ。

 益田市大谷町、農業西川真悟さん(76)は「初めて訪れた。ライトアップが美しく最高だった。来年もまた来たい」と話した。

2017年10月2日 無断転載禁止