(9月24日~30日)島根

 ◆安来市議会「通年議会」可決、活性化へ制度設計が課題

 安来市議会(定数21)は9月定例会最終日の25日、定例会を年1回とし、会期を通年とする「通年議会」の導入を盛り込んだ議会基本条例案を議員提案し、全会一致で可決した。会期中、必要に応じて議長が本会議や委員会を開けるようになり、2年以内に導入する。山陰両県と両県内市町村の議会では初。議会と市政の活性化につなげたい考えで、具体的な制度設計がこれからの課題になる。


 ◆「国引きジオパーク」国内認定保留、12月にも再審査

 日本ジオパーク委員会は27日、東京都内で会合を開き、島根半島や宍道湖・中海一帯を舞台とする「国引きジオパーク」の認定について、国引き神話を取り入れた名称やテーマの改善を条件に「保留」とした。大地の成り立ちや魅力を、出雲国風土記に伝わる神話と絡めて紹介するが、神話に科学的根拠がなく、誤解を招く恐れがあると指摘した。国引きジオパーク推進協議会は対応を検討する。


 ◆三江線資産譲渡、川本町、一定区間に拡大を検討

 川本町は28日、官民でつくる三江線鉄道資産活用検討委員会を開き、JR三江線の石見川本、因原各駅周辺の一定区間について、JR西日本から無償譲渡を受ける方向で検討することを確認した。駅舎など個別施設の譲渡を求めていたが、JR西が、有償としていた一定区間の部分譲渡を無償とし、維持管理費の負担を検討するという新提案を行ったため。4日開会予定の町議会臨時会に諮り、JR西に回答する。


 ◆高齢運転事故防止へ連携、安来署と市医師会が覚書

 安来署と安来市医師会は28日、高齢ドライバーの交通事故防止を推進する覚書を交わした。医師が患者を診察し、認知機能低下など運転に不安があると感じた場合、運転に注意するよう患者らに呼び掛けるなどして事故防止につなげる。同署によると、同様の覚書を警察署と医師会が交わすのは県内初。


 ◆宍道断層長さ39キロ「妥当」、原子力規制委

 原子力規制委員会は29日、中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の審査会合を東京都内で開き、耐震設計上考慮する震源断層「宍道断層」の長さについて、同社が主張する約39キロを妥当と判断した。断層の長さの評価が固まったことで、次回以降の審査では、耐震設計の目安となる地震の揺れを示す「基準地震動」の確定に向けた議論に入る。


スタートの号砲とともに、湖畔を駆けるコースへ走り出す選手たち=松江市玉湯町玉造、玉造温泉ゆ~ゆ前

 ◆松江玉造マラソン、最後のハーフ・最多1565人

 第60回松江玉造ハーフマラソン大会(松江市、一般財団法人島根陸上競技協会、山陰中央新報社主催)が24日、松江市玉湯町玉造の玉造温泉ゆ~ゆ前を発着点とする21.0975キロ(日本陸連公認コース)で行われた。フルマラソン移行を控えて最後のハーフレース。過去最多の1565人が参加し、宍道湖畔を疾走した。

2017年10月2日 無断転載禁止