違い認め差別なくそう 熊本の障害者センター代表 児童に体験語る

児童に他者との違いを認め合うことの大切さを話す倉田哲也さん(右)
 手と言語に障害があり、足を使って日常生活を送っている「くまもと障害者労働センター」(熊本市)代表の倉田哲也さん(50)がこのほど、美郷町都賀西の大和小学校で講演した。3~6年生ら約50人が聴講し、他者との違いを認め合い、共に生きることの大切さを学んだ。

 倉田さんは、生まれる際の脳障害で手などにまひが残った。足を使って食事や運転などの日常生活を送っており、体験談を伝える活動などを通して人権を守る大切さを訴えている。

 この日は、自身が紹介されたテレビ番組などを交えて講演。健常者と同じように手を使って生活しようと苦しみ、自ら、健常者との間に心のバリアーをつくっていたと振り返った。

 その上で、障害を克服するのではなく、障害者への差別をなくしたいと強調。そのためには「出会いと触れ合い、分かり合いの三つが大切」と説いた。

 講演は、同校が人権教育の一環として企画した。

2017年10月3日 無断転載禁止