えひめ国体 石原(島根)悔しい2位 カナディアン少男500

【カヌー・スプリント少年男子カナディアンシングル500メートル決勝】ピッチの速いパドルさばきで2位に輝いた石原起人(島根・出雲農林高)=鹿野川湖特設カヌー競技場
 第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」第3日は2日、愛媛県などでなぎなた、カヌーなど19競技・種目が行われた。500メートル種目の決勝が行われたカヌー・スプリントで少年男子カナディアンシングルの石原起人(島根・出雲農林高)が2位、成年女子カヤックシングルで原綾海(島根・武庫川女大)が3位。島根勢はこのほか3種目入賞。なぎなた少年試合で島根・出雲北陵高(青戸真実、石飛涼子、原出穂)は3位に輝いた。

 アーチェリー成年女子では川中香緒里(鳥取・ミキハウス)が2年ぶり3度目の個人優勝。団体で、川中らの鳥取は24チーム中19位で決勝トーナメントに進めなかった。ライフル射撃の成年女子10メートルエアライフル立射(40発)で中口遥(鳥取・同大)が3位、少年女子ビームライフル立射(20発)で山本麻氷(島根・立正大淞南高)が4位。自転車成年男子スプリントの山根将太(鳥取・中大)は準決勝進出で、4位以上が確定した。

 ラグビー少年男子準々決勝で島根・石見智翠館高は福岡選抜に13-7で競り勝ち、5年ぶりの4強。ホッケーで島根は成年男子、少年男女でそれぞれ準決勝に駒を進めた。テニス少年女子では島根の細木咲良、宮内理瑚(ともに開星高)が8強入りした。

 第4日は3日、なぎなた、ホッケー、山岳など18競技・種目が行われる。

ゴール前失速 逆転許す

 あと一歩で大魚を逃し、ゴール後、水上で天を仰いだ。カヌー・スプリント少年男子カナディアンシングル500メートルで、初出場の石原起人(島根・出雲農林高)はトップと1秒094差の2位。「力は出し切ったが、足らなかった」と唇をかんだ。

 ペア、フォアを含め全国で活躍が続くカナディアン出雲農林高勢の一人。初の国体で、前日の予選に続き2レース目の決勝は、持ち味のピッチの速いこぎでスタートから飛ばす積極的なレース。このまま優勝か、というゴール前の10メートルで「手が回らなかった」と失速。千葉の選手に逆転を許した。

 同じ学校、学年のライバル、インターハイのシングル2冠(200メートル、500メートル)の中尾一稀が、今国体はペアで出場。巡ってきたチャンスで「優勝して一稀に並びたい」という思いをぶつけたが、力及ばなかった。

 悔しさの中で「一発のこぎが弱い」とあらためて課題を見つけた。「もっと筋力を付けて速いピッチと力強さを両立させたい」。成長のレースは大学でも続く。

2017年10月3日 無断転載禁止

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