全共出品牛 給食にお目見え 鳥取・大山町内の小中学校 

ステーキを盛りつける児童
 第11回全国和牛能力共進会(全共)で好成績を収めた鳥取県大山町の肥育農家の出品牛が4日、サイコロステーキとなって町内小中学校7校の給食にお目見えし、児童や教員が舌鼓を打った。

 9月に仙台市で開かれた全共で、県勢は肉牛と種牛を合わせて評価する「第7区」で2席となり、このうち町内からも出品した肉牛部門ではトップだった。

 子どもたちに地元生産者の功績を伝え、畜産業への関心を深めてもらおうと、町が、この出品牛を競り落とした業者から、もも肉を買い取った。約1400人分、87キロを用意し、素材の味が伝わるよう2センチ角のサイコロステーキに調理。コッペパンやサラダ、ゼリーなどと一緒に提供された。

 同町下甲の中山小学校では、給食の準備が始まると児童が待ち切れない様子で配膳を済まし、肉汁あふれるステーキを頬張って「やわらかい」「おいしい」と歓声を上げた。生産者によるビデオレターの放送もあり、児童はおかわりを取り合ったり、最後まで残しておいたりして日本一の味を楽しんでいた。

 2年の中本理月君(8)は「かじると肉汁がじゅわっと出ておいしかった。ずっと食べたい」と満足げだった。

2017年10月4日 無断転載禁止