日産、検査偽装が横行 無資格者が書類押印

 日産自動車グローバル本社=横浜市西区

 日産自動車が国の規定に反して新車を無資格検査していた問題で、一枚の検査記録書に名前は同じだが形状が異なる二つの押印がある事例が見つかっていたことが4日、関係者への取材で分かった。無資格の検査員は正規検査員から自分用とは別のはんこを渡され、書類に押印していた。日産も把握している。国土交通省ははんこの管理方法を調べる方針だ。

 現場で偽装が横行し、規定違反と知りながら無資格検査を隠していた可能性が強まった。

 関係者によると、日産が正規に認定していない「補助検査員」を訓練する際、正規検査員がはんこを貸していた。

共同通信社 2017年10月4日 無断転載禁止