えひめ国体 ラグビー島根少男 準決勝で涙

【ラグビー少年男子準決勝・島根-大阪】後半2分、タックルを振り切り突進する島根のFB鎌田進太郎(左から2人目)=四国中央市スカイフィールド富郷
 第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」第5日は4日、愛媛県内で14競技・種目が行われた。ホッケーの少年女子決勝で島根(横田高)は岐阜(岐阜各務野高)に3-5で敗れて準優勝。8年ぶり5度目の優勝はならなかった。ベスト4が激突した少年男子の島根(横田高)は岐阜(選抜)を3-2で下し8年ぶりの決勝進出。成年男子の島根は福井に2-4で敗れ、3位決定戦に回った。

 ラグビー少年男子の島根(石見智翠館高)は準決勝で大阪(選抜)に14-42で敗れて3位。カヌー・スプリントは200メートル種目の決勝が行われ、島根勢が3種目入賞。少年男子カナディアンシングルで石原起人(出雲農林高)が3位、成年女子カヤックシングルで原綾海(武庫川女大)が4位、少年男子カナディアンペアで中尾一稀、中尾勇稀(出雲農林高)が6位だった。

 テニス少年女子の島根・細木咲良、宮内理瑚(ともに開星高)は3位決定戦で敗れたものの、同じ二人の2014年の県勢最高と並ぶ4位。セーリングでは成年女子セーリングスピリッツ級の鳥取(山本佑莉、木村沙耶佳)が4位、少年女子420級の鳥取(日野ひより、福田ゆい)が6位に入った。

 大会第6日は5日、ホッケー、ラグビー、ボクシングなど11競技・種目が行われる。

前半ミス響き一歩及ばず

 力の差はなかった。が、スコアは14-42と差がついた。ラグビー少年男子準決勝。島根は大阪に敗れ、準優勝だった1996年以来21年ぶりの決勝進出まで一歩及ばなかった。前半のミスが響いた。

 石見智翠館高だけの島根と、東海大仰星高、大阪桐蔭高など強豪校などから選抜された大阪との対戦。先発FWの平均体重は島根93キロ、大阪92キロとサイズは互角ながら、島根は「うちより強いチーム」(持田徹監督)とみて接戦に持ち込む考えだった。

 狙いは崩れた。立ち上がりが「フワッとしてしまった」と持田監督。準決勝で強豪・福岡に快勝したことで気の緩みがあったか。タックルでプレッシャーをかけられず、パスなど攻撃時のミスも相次いだ。自陣ゴール前のラックでボールを奪われ、先制トライを許したのは開始4分。相手に右へ左へと自由に展開され、前半さらに3トライを許した。

 攻守の連係がよくなった後半だけを見れば14-14。「失うものは何もない」という気持ちの切り替えとともに大会前の練習で力を入れた厳しいタックルが戻った。

 斎藤龍夜主将は「後半はいいゲームができた」と話したが、力を出し切れなければ頂は遠い。冬の花園へ教訓となる敗戦だった。

2017年10月5日 無断転載禁止

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